2021.5.30 UP
日本ボツリヌス治療学会が今年から「認定施注医」を審査・決定し、患者向けにホームページで公表し始めています。
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それぞれの医師について、原則として月1回以上施注している疾患名を認定分野として表示しています。
ジストニアの場合、現在保険診療として公認されているボツリヌス治療の対象疾患は、眼瞼痙攣、痙性斜頸、痙攣性発声障害の3つです。(ジストニア専門医の下では、病状に応じて適切な範囲内で様々な部位に施注される場合があります。)
現在表示されている医師はまだ一部に過ぎず、今後審査を申し込む医師が増えるにつれ、表示される医師名も日を追って増えていくものと予想されます。
ボツリヌス製剤のメーカーから施注資格だけ与えられた医師はすでに数多く存在しますが、実際に患者を相手に経験を積んでいる医師はまだ限られています。
この「認定施注医」一覧は、特に地方在住のジストニア患者にとって、比較的近距離圏で一定の経験のある医師を探すためのツールとして機能することが期待されます。